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調査研究業務

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核物質管理、特に保障措置に関係する内外関係機関との連絡調整活動、核物質管理の動向などの調査・分析を行っております。

内外機関との具体的な活動として、IAEAとは、保障措置実施に必要な保障措置機器及び概念の開発の支援を行うための、日本からの支援計画(JASPAS)のタスク実施機関の一つとして活動を行うとともに、JASPASコーディネータである原子力規制庁保障措置室への支援、4年に1度開催されるIAEA保障措置シンポジウムへの我が国からの参加者や論文提出の取りまとめ等の支援を行っています。また、韓国の核物質管理の専門機関であるKINAC(韓国核不拡散・管理機構)との核物質管理技術に関する情報交換協定に基づき、毎年、情報交換会合が開催されているほか、米国のロス・アラモス国立研究所等との技術協力を行っております。

調査・分析に関連する活動としては、将来の大型MOX燃料加工施設への保障措置適用の検討及び必要な査察側機器の開発に携わるとともに、長年にわたり米国や国際的な核不拡散の動向調査を行っています。

また、指定保障措置検査等実施機関の行う業務として、政令に定められた①保障措置協定または追加議定書に基づく保障措置の適切な実施のため必要な技術的検査に関する調査研究、②保障措置試料の試験に関する調査研究、③封印または取り付ける装置に関する調査研究、④国際規制物資の適正な計量に必要な技術に関する調査研究及びその成果の普及を行っております。